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高血圧を予防するには運動と食事制限

高血圧は生活習慣病の一種です。
そのため予防に対しては生活習慣に配慮することが効果的です。
中でも運動と食事制限を行うことには、高血圧予防に一定の効果が期待できるとされています。

まず運動です。
高血圧予防に効果的な運動は激しい筋トレなどの無酸素運動ではなく、ウォーキングや水泳などの有酸素運動です。
これは有酸素運動により体に酸素を取り込むことで血管拡張作用がもたらされ血行が促進、それにより血圧の上昇を防ぐことができるためです。
更に有酸素運動は肥満にも効果が期待できます。
肥満は高血圧のリスクファクターのひとつであるため、それを防ぐことで高血圧予防にもつながると言うのも理由のひとつです。

それから食事制限に関してですが、まずひとつは塩分の摂取量を控えることが求められます。
日本人は醤油や味噌などを好んで利用するため、塩分摂取量が過多になりやすい傾向にあります。
よってできるだけそれを意識したうえで、たとえば減塩タイプの醤油や味噌を利用するようにする、それらを使用する量を控えると言った工夫が求められます。
ちなみに高血圧予防を意識するのであれば、日本人は1日あたりの塩分摂取量は6gに抑えるのが望ましいとされています。

加えて脂肪分にも要注意です。
これは脂肪分を過剰に摂取すると肥満や、高血圧を引き起こしやすくなる動脈硬化のリスクが高くなるためです。
塩分、脂肪分は摂取を控えるようにしたうえで、逆に意識して摂取しておきたい成分として挙げられるのがミネラル類です。

ミネラル類と言うのはカリウムやカルシウム、マグネシウムなどのことで、これらの成分には血圧を調整する、血圧を下げる作用が期待できます。
ですからこれらミネラル類を摂取することは、高血圧予防につながると考えられます。

カリウムは野菜類や海藻類に多く含まれており、カリウムの働きを助けるマグネシウムは海草や豆類などに多く含まれています。
そしてカルシウムは牛乳や小魚に多く含まれており、マグネシウムはカルシウムの吸収を助ける作用も持っているので、先に挙げた食品と合わせて食べるとより良いです。

高血圧で運動でする際の注意点・危険性について

高血圧で運動をする場合、まずは医師に相談をすることが絶対です。
これは自分の判断で運動を行うことで、状態がより悪化してしまったり、血管が破れる、血管が詰まると言ったことによる疾病が発生してしまう恐れもあるためです。

高血圧の人は、既に血管に負担がかかり血管の状態が損なわれていることも少なくありません。
そのため、運動による血管への負担を最小限に留めるためには、やはり医師の指示を仰ぐのが非常に重要であるためです。

また高血圧に対して、1回あたり30分以上、継続して有酸素運動を行うこと、できれば毎日、行うことが望ましいとされています。
ただしだからと言って無理をするのは禁物と言うのも注意点です。
血管拡張に効果的だから、高血圧改善につながるからと言って体調が悪いのに無理をして運動をすると、思わぬ事態を引き起こしてしまうことにもなりかねません。
よってそんな時は運動は休み、体調を元通りにすることに重きを置くことが必要です。

そしてウォーキングや水泳などの有酸素運動であっても、呼吸を止めるような状態になり、その状態で体に力を入れるような状態になっていると、それは無酸素運動と変わりがなくなってしまいます。
すると血圧が急上昇するリスクもあるので、しっかりと呼吸を意識して酸素を体に取り込むようにして運動を行うことも注意点のひとつです。

高血圧の状態で運動をすることは、その状態の改善に効果が期待できます。
一方で正しい内容、正しい頻度で行わなければ心臓病や脳血管疾患のリスクにつながる恐れもあるため、自己判断、自己都合で行うのは避けた方が賢明です。
またもし、運動療法として医師から指示を受けた場合には、その内容を守って行うことが絶対です。